1.事業の趣旨

本事業では、全国各地のフィルムコミッションが持つロケーション情報を一括検索できるシステム「全国ロケーションデータベース」が、さらに様々なニーズに対応できるように、ロケーション情報の充実と、映像制作に必要な幅広い情報を集約します。それにより、映像制作者のみならず、一般のファンの方にも魅力的な情報を持つサイトとなることを目指しています。
また、2020年はシステム改修を行い、年度内に新システムの運用を開始します。それにより、運用面含むデータベースとしての充実化を図ると共に、並行して、国内の撮影環境改善やFC体制強化につながる、より活用しやすい魅力的なデータベースにするための調査研究を実施します。
 

2.事業の内容

全国各地のフィルムコミッションが保有／蓄積している情報を一元的に管理／提供することを目的に文化庁が構築した「全国ロケーションデータベース（以下JL-DB）」（https://www.jldb.bunka.go.jp/）の利用を促進するため、次の（1）～（4）の業務を実施いたします。
 
〈主要事業内容〉
（1）JL-DBシステム改修のための調査業務およびシステム構築等に関する業務
・システム改修に向けた旧JL-DB機能の見直しと、新規機能の検討。
・また、新JL-DBシステム構築に関する業務を行い、年度内に新システムの運用を開始。
 
（2）JL-DB登録データ充実のための調査等に関する業務
・JL-DBの利用促進に向けたフィルムコミッションに対する情報収集等の調査。
・ロケ撮影に係る行政機関への許認可手続きに関する最新情報を収集し、共有方法を検討。
 
（3）撮影環境改善のためのフィルムコミッション（以下：FC）体制強化に係る調査および検証
・FC体制強化に繋がる研修の実施。
・FCの地域間連携体制強化の促進。
・FCの現状に係る調査業務。
 
（4）JL-DB機能強化に向けた提言等
・上記（1）〜（3）の調査について、随時、文化庁へ報告。
・また、これらの調査を踏まえたJL-DB機能強化案を文化庁へ提示し、協議の上でサンプルとしてJL-DBの機能強化を行い、文化庁へ提示。
 
 
詳細は公式サイト
https://www.jldb.bunka.go.jp/
 
 
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
映像事業部：堀内、高橋
Tel. 03-3543-7531