岡本 今後もこの「PROJECT A to G」は、私たちの学校でもゲームコースを中心に作っていこうと思っています。将来、アニメーションかゲームか、VRかMRかとかもわからなくなると思うんです。そういうところにアニメーションの裾野の広がりがあってトータルでアニメーションと言えると思っています。垣根はないと。
岡本 ここ数年の特徴と言うと、監督世代の若返り化です。特に短編。『I Lost My Body』のジェレミー・クラパン監督もそうですが、いわゆる大御所から世代交代した気がします。監督やスタッフがすごく若返ってきていて、若手スターが出てきていると思います。10年ごとに次々と新しい才能が出てきていて、その方たちが、新しいものを開発している感じがします。
数々のテレビ番組や映像、イベント等のプロデュースを行う。
主なプロデュース番組に、『デジタル・スタジアム』(2000-2006)、Eテレ月~金放送中の『2355』『0655』(2010~)、Eテレ『テクネ~映像の教室』(2011~)。主なプロデュースイベントに「デジタルアートフェスティバル東京」(2003~2005)、「東京藝術大学ゲーム学科(仮)展」(2017)「東京藝術大学ゲーム学科(仮)0年次制作展」(2018)、「ART of 8K」展(2018)など。
メディア芸術祭海外展アヌシー2018年に引き続き、2019年の総合ディレクターを務める。